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古着のデッドストックとは?意味とメリットデメリット・ヴィンテージとの違いを解説

服好きの人なら一度は耳にしたことがある「デッドストック」。年代物を新品の状態で購入できるスグレモノです。

ここではデッドストックの概念やメリット・デメリット、ヴィンテージとの違いについて解説します。正しく知っていい買い物をしましょう。

デッドストック

デッドストック

デッドストックの意味は「売れ残り品」

デッドストックとは、洋服の世界で売れ残り品のことを指します。デッドストックという言葉だけ聞けば、「相当古そう、高級そう」というイメージを抱かれがちですが、普通の売れ残り品なので恐れることはありません。

なお日本語では売れ残り品のことを「不良在庫」などと呼ぶことがありますが、デッドストックと同じ意味を指します。

古着のデッドストックのメリット

ここでは古着におけるデッドストックのメリットを紹介します。主なメリットは下記の通りです。

  • 年代物のアイテムがきれいな状態で購入できる
  • ブランド物が現行商品より安く購入できる
  • 年代物なのに経年変化を楽しむことが出来る
  • 2点以上ある場合はお揃いコーデなどもできる

年代物のアイテムがきれいな状態で購入できる

古着におけるデッドストックの最大のメリットは、きれいな状態で購入できることでしょう。

一般的な古着は、一度誰かの手に渡り着用されたものを指します。そのためすでに経年劣化が進んでおり、服好きな人でも良いイメージを持っていない方もいます。

その点デッドストックは、長年在庫として保管されていた新品なので、一般的な古着とは大きく異なります。年代物のアイテムを購入したいけれど、古着に抵抗がある方はデッドストック品を中心に探されてはいかがでしょうか。

ブランド物が現行商品より安く購入できる

ブランド品が現行商品より低価格で購入できる点もデッドストックのメリット。特にミリタリーアイテムはその恩恵を大きく受けやすい傾向にあります。

例えば近年、軍隊で用いられるM65などのミリタリーアイテムは、レプリカ品であっても高騰しています。デッドストックであれば、最新のレプリカを購入するよりは格安なので、探せば良い商品が見つかる可能性があります。

年代物なのに経年変化を楽しむことが出来る

前述の通り、年代物であっても新品未使用の状態のデッドストック。そのため年代物であっても自分で経年劣化を楽しむことができます。

特にジーンズなどは経年劣化を自分で楽しみたい方も多いでしょう。色落ちしていない年代物を購入できるメリットは大きそうです。

2点以上ある場合はお揃いコーデなどもできる

古着の場合は多くの場合は1点ものに限ります。他方でデッドストックは、何らかの理由で同じ商品が多く残った場合、2点購入することが可能。これによりカップルでお揃いコーデを楽しんだり、兄弟姉妹で来たりという楽しみ方もできます。

古着のデッドストックのデメリット

一方、デッドストックのデメリットは下記の通りです。

  • 古いアイテムなので多少の傷みがあることも
  • 売れ残り商品なのですべてが良いアイテムとは限らない

古いアイテムなので多少の傷みがあることも

デッドストックはあくまで売れ残り品のため、そもそも発売から時間が経過しています。そのため多少の傷みがあることは念頭に入れておくべきでしょう。

いくら新品未使用とはいえ、10年倉庫に入れられていたものは匂いや多少の汚れが付くことが考えられます。気になる方は購入前にしっかり見ておくことをおすすめします。

売れ残り商品なのですべてが良いアイテムとは限らない

基本的に売れ残り商品なので、すべてがいいアイテムとは限らないこともデッドストックのデメリットでしょう。

大抵の場合、人気がなかったり、サイズ的に選ばれなかったりといったケースがほとんど。そのため一般的に出回る新品よりも良い商品にめぐり逢える可能性は低いと言えるでしょう。

とはいえ、売れ残りの理由はそれぞれ。たまたま時代的に合わなかったなどの理由も考えられます。そういった理由では、掘り出してみる価値はあります。

デッドストックとヴィンテージの違いは?

最後によく比較されるヴィンテージとの違いを解説します。デッドストックは売り残り品であり、基本的に新品未使用のものを指しました。これと比較してみていきましょう。

ヴィンテージとは

ヴィンテージとは、現在でも価値のある年代物のこと。一般的に30年以上昔のものを指します。ただし、古いだけではなく、現在でも価値があるということが重要です。

また価値があったとしても保存状態が良くなければ評価は下がります。月日が経っているにもかかわらず、状態がよいこともヴィンテージの価値の1つです。

さらに希少性が高く、求める人が多いこともヴィンテージの価値を高める1つの要因。リーバイスのジーンズや〇〇年のバッグというように、希少性やコレクション性、需要が高いことが重要なのです。

デッドストックアイテムが、ヴィンテージアイテムとしての付加価値がつくこともある

改めてデッドストックは、売れ残り商品のことです。実はこのデッドストックがヴィンテージアイテムとして価値を持つことがあります。

当時はただの売れ残り商品だったにも関わらず、何年か経過することで価値のあるものに変わっていくのです。こうした変化があることもデットストックの魅力の1つといえるでしょう。

まとめ

デッドストックは日本語に訳すと売れ残り品のこと。ただ、普通の売れ残り品とは違い価値のある商品として購入できることもあります。

特にヴィンテージアイテムとなれば、高い希少性になることも。年代物で経年劣化を楽しみたい方にもおすすめの商品と言えるでしょう。

適切に取り入れてファッションを楽しんでみてはいかがでしょうか。

当店RUSH OUTでは、デッドストック商品も多数取り扱っています。

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