ラガーシャツのおしゃれに着こなす|ダサくならない選び方とコーデ例
近年、トレンドアイテムとしてラガーシャツが注目を浴びています。
様々な色合いものもが多く存在するラガーシャツは、着こなしで個性を出すことのできる反面、選び方や着こなし方が難しいという声も多数あるようです。
この記事では、ラガーシャツをおしゃれに着こなすための選び方とコーデ例を紹介します。
古着のラガーシャツ一覧
目次
ラガーシャツとは
ラガーシャツとは、ラグビーのユニフォームやラグビーユニフォームをモチーフに作られたシャツのことを言います。
具体的には以下のような特徴があります。
- 生地が分厚い
- ゴム製のボタンが付いている
- ボーダー柄が多い
ラグビーでは、ガタイの良い男性同士が力強くぶつかるため、生地は分厚く丈夫で、汗をしっかり吸収するのが特徴です。
そして、ぶつかり合った時に怪我をしないよう、柔らかいゴム製のボタンが使われているのです。
さらに、ラガーシャツにボーダー柄が多いのもラグビーならではの理由があります。
これは、ボーダー柄で横幅が大きく見える目の錯覚を利用し、選手の体を太く見せることで威嚇をするという意味が込められているようです。
以上の特徴から、ラガーシャツは機能性に優れながら、力強く無骨な印象を持たせるアイテムと言えるでしょう。
おしゃれなラガーシャツの選び方
(1)バーバリアン・ラルフローレン・カンタベリーなどのブランド物を選ぶ
おしゃれなラガーシャツを選ぶのであれば、まずは間違いのない人気のブランド物を選ぶというのがポイントの1つです。
ラガーシャツを作っているブランドはいくつもありますが、その中でも有名なのが「バーバリアン」「カンタベリー」「ラルフローレン」です。
カンタベリーのラガーシャツ
カンタベリーは、1904年にニュージーランドで誕生し、ラグビーをしている人にとってはおなじみのブランドです。
ラグビー世界各国代表のユニフォームとなっているので、ロゴを見たことがある人も多いのではないでしょうか。
カンタベリーのラガーシャツは、サイズ感がゆったりとしているため、大柄の人が着てもタイトになりすぎないのが特徴です。
ヘビーウェイトのコットン100%素材による重厚・肉厚な仕上がりで長く愛用することが出来ます。
バーバリアンのラガーシャツ
あまり聞きなれないブランドかもしれないですが、バーバリアンは1981年にカナダで生まれたラガーシャツメーカーで、北米最大のシェアを誇っています。
そんなバーバリアンは、当時使われていたラガーシャツに疑問をいだき、生地やデザインなどに様々な改善を加えて、現在着られているようなラガーシャツを生み出しました。
バーバリアンのラガーシャツは、ヘビーウェイトのコットン100%が使われているため、非常に強く肌触りのいい素材で、洗えば洗うほど肌馴染みがよくなるのが特徴です。
元々は、ラグビーのユニフォームとして人気がありましたが、近年では遊び心のあるデザインとカラーリングがファッションアイテムとして注目を浴びています。
ラルフローレンのラガーシャツ
ラルフローレンは、アメリカのカジュアル服で定番のブランドです。
ブランドの特徴として挙げられるのは、イギリスのトラディショナルな品のあるファッションを、アメリカ流に機能性を高くしている点です。
ラガーシャツの場合も、小さめの襟や色合い・刺繍などで上品さを出しつつ、動きやすいシルエットと生地を採用しています。
以上の特徴から、本物のラグビー選手が着ている風合いを出したいのであれば「カンタベリー」、カジュアル着として着るなら「ラルフローレン」、その中間で、本物感がありながら遊び心があるのが「バーバリアン」がおすすめです。
(2)細身の人は王道のボーダー柄を選ぶ
先述の通り、ラガーシャツで定番のボーダー柄は、力強くガタイをよく見せる効果があります。
だから、細身の人でもっと力強く、男らしく見られたいという人には、ボーダー柄のラガーシャツがぴったりでしょう。
ラグビー選手のような体型ではないため、ボーダー柄を着ても「ユニフォーム感」は出ずに、かっこよく着こなすことができます。
(3)がっちり・ぽっちゃり体型ならボーダー以外を選ぶ
ボーダー柄は、横幅が広く見えてしまう効果があるため、細身の人以外だとおしゃれに着こなすのが難しいアイテムです。
特に肩幅が広いがっちり体型やぽっちゃり体型が気になる人には、ボーダーはお勧めできません。
がっちり体型の人がボーダー柄のラガーシャツを着たら、ラグビーのユニフォーム感が出すぎてカジュアルさがなくなります。また、ぽっちゃり体型の人がボーダー柄のラガーシャツを着たら、さらに横幅が強調されてしまう恐れがあります。
ラガーシャツはボーダー柄が多いですが、無地やツートーン柄など他にも多くあります。
ぜひ、ボーダー柄のラガーシャツをうまく着こなせる自信がない人は、無地やツートーン柄のようなラガーシャツに挑戦してみてくださいね。
おしゃれに着こなすラガーシャツのコーデ例
王道のボーダーラガーシャツをオーバーサイズで着こなしたカジュアルコーデ
王道のボーダー柄のラガーシャツを使ったカジュアルコーデです。
先述の通り、ボーダー柄のラガーシャツは細身で高身長の男性が、より男らしいファッションにする際にぴったりのアイテムです。
サイズ感は、トップスのラガーシャツも、ボトムスのコーデュロイパンツもオーバーサイズでゆるっと着こなしています。
ラガーシャツを始めとする、スポーツ系のアイテムはピッタリサイズよりオーバーサイズを選ぶことで、ユニフォーム感をなくして力の抜けたカジュアルスタイルを作ることが出来ます。
更に、アウターにはきれいめなトレンチコートを羽織ることで、スポーティ過ぎず、きれいめカジュアルに仕上がりますよ。
ツートーンのラガーシャツをスキニーに合わせた爽やかコーデ
こちらは、赤とネイビーを使ったツートンカラーのラガーシャツに、ブルーのジーンズを合わせたシンプルでまとまりのある着こなしです。
ボトムスに、細身のジーンズを使うことですっきりさわやかな印象のあるコーディネートに仕上がっています。
写真のようなツートンカラーのアイテムは、おしゃれに着こなすのが難しいと感じる人も多いのではないでしょうか。
確かに、全身のコーディネートに使う色は3色以下にすると、垢抜けしてまとまりのあるファッションを作ることが出来るといわれています。
だから、ツートンカラーは1つのアイテムだけで2色使ってしまっているということもあり、まとまりにくくなりがちです。
しかし、写真のコーディネートでは、ネイビーに近い青系のジーンズを使うことで、まとまりのある着こなしにしています。
さらに、腰から赤色のバンダナをのぞかせることで、ネイビーからジーンズの重い色合いに差し色が入り、垢抜けすることが出来ます。
ツートンカラーのラガーシャツを着こなすときは、他のアイテムもラガーシャツに近い色合いとそろえることでまとまりを出すことが出来ますよ。
白のラガーシャツにスラックスを合わせたきれいめモノトーンコーデ
こちらは白のラガーシャツにスラックスを合わせた、きれいめモノトーンコーデです。
ラガーシャツといえば、ボーダーや色物が印象的ですが、このような白色のラガーシャツもおすすめです。
その柔らかくて分厚い素材が与える印象から、Yシャツよりもやわらかくてアクティブなコーディネートを作ることが出来ます。
スラックスと白色のラガーシャツだけだと、遠目に見るとカッチリしすぎてしまうかもしれないので、サスペンダーと足元のスニーカーでしっかり遊び心をプラスさせましょう。
まとめ
いかがでしょうか?
ラガーシャツは、トレンドだけど着こなしが難しいアイテムの一つです。
是非、この記事で紹介したラガーシャツの選び方と着こなし方を参考に、おしゃれを楽しんでみてくださいね。
ラガーシャツは、たくさん着てたくさん洗濯することで、どんどん肌なじみが良くなります。
そんなラガーシャツをはじめからおしゃれに着るのであれば、古着で購入するのがおすすめです。
古着であれば、すべて一点物なので人と被ることもなく、ユルっとこなれ感が出せるラガーシャツを手に入れることが出来ますよ。
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ぜひ、おしゃれなラガーシャツを購入するときはRUSHOUTをご利用くださいね。