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本物のバンドTシャツの見分け方|タグ・コピーライト・プリントがポイント

バンドTシャツの見分け方

バンドTシャツはカルチャーとバンドの歴史を着ることができるアイテム

ここ近年、ファッションとして海外のバンドTシャツが再熱しています。

古着屋さんでもバンドTシャツが出回っていたり、多くのブランドがバンドTシャツのリメイクを出していたりしますよね。

バンドTシャツを着ている人たちの中には、それがバンドTシャツであることすら知らずに「見た目だけで選んだ」という人も少なくありません。

それくらいバンドTシャツは他のTシャツと比べてもインパクトが強く、おしゃれなデザインが豊富にあります。

ただ、バンドTシャツは見た目のかっこよさだけではなく、音楽というカルチャーを着るというかっこよさも兼ねそろえています。

また、流行っているバンドTシャツの多くは1970年代から1990年代後期のアメリカのバンドなので、当時出回っていたTシャツを着ることはそのバンドの歴史を着ることにもなります。

だから、この記事では当時流行っていた本物のバンドTシャツの見分け方についてご紹介します。

ぜひ、本物バンドTシャツを見分けて、その奥深い魅力を楽しんでくださいね。

本物のバンドTシャツの見分け方は難しいが、コツがある

実は、バンドTシャツを本物であるかどうかを見分けるのは、プロである古着屋でも至難の技です。

というのも、バンドTシャツはいろんな時代でいろんなバンドが自由に作られており、ブランドもののように規定があるわけではないからです。

だから、これがあれば絶対に本物であるというポイントはありません。

ただ、1970年代から1990年代後期に流行ったアメリカのバンドのバンドTシャツに見られる傾向はあります。

この傾向を見ることで、本物かどうかを見分けていきましょう。

(1)バンドTシャツのタグで「MADE IN USA」と書かれているか見る

バンドTシャツ メイドインUSA

まずはバンドTシャツのタグを見て、生産国がアメリカであることを示す「MADE IN U.S.A」の表記があるかどうかを確認しましょう。

「MADE IN U.S.A」と書かれているのであれば、1970年代から1990年代後期にアメリカで作られた本物であることがほとんどです。

その理由は、Tシャツを初めとするアパレル製品は、2000年代に入ってから年々アジア製のものに切り替わっていることにあります。

今ではアメリカ製は大変貴重になっていて、古着好きにとっては憧れの存在になっているほどです。

全てのバンドTシャツに書かれているわけではないですが、まずはTシャツの生産国を確認して見ましょう。

(2)バンドTシャツのタグでボディのメーカーを見る

MADE IN U.S.Aの表記がなくても、1970年代から1990年代後期にアメリカのバンドTシャツによく使われていたTシャツのメーカーであれば、本物である場合が多いです。

本物のバンドTシャツによく使われているメーカー

バンドTシャツの見分け方 メーカー

  • GIANT
  • BROCKUM
  • Fruit of the Loom
  • SCREEN STARS

この中でも特に、GIANTBROCKUMはバンドのオフィシャルTシャツのボディに長年よく使われていました。

また、Fruit of the LoomSCREEN STARSは80年代のビンテージバンドTシャツに多いメーカーです。

よって、これらのメーカー名がタグに記載されていれば、本物である傾向が高いです。

(3)バンド名のロゴに「コピーライト」を確認する

バンドTシャツ コピーライト

Tシャツのロゴやイラストの隅に「© 発行年数 バンド名」という表記でコピーライトが書かれている場合、ほぼ本物のバンドTシャツであるといえます。

この表記がされている場合は、Tシャツの発売年数も分かるので確実ですね。

ただし、コピーライトがないからといって偽物というわけでもありません。

コピーライトは記載が義務付けられているわけではないため、特に有名ではないバンドの場合は、むしろついていないことがほとんどです。

コピーライトはあると安心ですが、無い場合は偽物を疑うのではなく、別のポイントで本物かどうかをチェックしましょう。

(4)プリントのかすれ具合を確認する

バンドTシャツ かすれ

これは初めてバンドTシャツを見る人には難しいかもしれませんが、本物のバンドTシャツには、特有のプリントのかすれや割れがあります。

逆に、最近作られた偽物のバンドTシャツの場合は、べったりとしたプリントがされていることが多いです。

他のチェックポイントと合わせて、本物のプリントのかすれをいつも見ておけば、タグやコピーライトがない場合も本物かどうかだいたい判断ができるようになるかもしれません。

(おまけ)偽物のパキスタン製のバンドTも今では希少価値がある

バンドTシャツ パキ綿

70~80年代にはパキスタン製の偽物のバンドTシャツが出回っていましたが、偽物でありながら今はビンテージマニアに人気の商品となっています。

このパキスタン製の偽物のバンドTシャツは、パキスタン製の綿を使っており、通称「パキ綿」とも言われています。

パキ綿は、当時ライブ会場でしか手に入らなかったバンドのグッズを、ライブ会場に行けなかった人向けに非公式に作られていました。

アメリカ製に比べて生地は薄く、伸びやすいのが特徴で、プリントも厚みのあるべったりとしたプリントのため当時のオフィシャルとは異なった風合いがあります。

アメリカ製の丈夫な生地とは大きく異なりますが、偽物とわかった上で、楽しむ分には良いかもしれません。

バンドTシャツ含む、パキスタン製の古着はこちら

パキスタン

本物のバンドTシャツの見分け方まとめ

いかがでしょうか?

バンドTシャツには、他のTシャツにはない魅力があります。

本物かどうか見分けが難しいですが、是非1枚ずつディティールを確認して選んでみてくださいね。

古着通販のRUSH OUTでは、アメリカで仕入れたバンドTシャツを多く取り揃えております。

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