ウールリッチの古着はヴィンテージ感を楽しむ│魅力を引き出すコーデ方法とは
ウールリッチはアメリカ最古のアウトドアウェアのブランドで、バッファローチェックシャツでも同じみですよね。
ウールリッチはその名の通り、ウール(羊毛)製の商品をメインに取り扱うブランドで、これからの秋冬に使いたいアイテムが豊富です。
世界最古のブランドだけあって、古着の種類も豊富で、古着ならではの魅力である「さまざまな年代のウールリッチ」を楽しめます。
今回は、ウールリッチブランドの押さえたい古着アイテムや、ウールリッチのアイテムを使ったコーデ方法を紹介します。
目次
ウールリッチと言えば秋冬物!3つの定番古着アイテム
ウールリッチはウール製のアイテムをはじめとして、秋冬に活用したいアイテムが豊富に揃っています。
そんな中でも、この秋冬着こなしに活用したい定番アイテムを3つ紹介します。
ウール製セーター
まず、ウールリッチの定番アイテムとして一番に思い浮かぶのは、ウール製セーターではないでしょうか?
ウール製のセーターは、ウールならではの独特な風合いが特徴的で、防寒性も高いことから真冬でも安心して着用できます。
また、ウールリッチのセーターのおすすめポイントは、特徴的な柄です。
ウールリッチブランドのセーターは、色とりどりのウール糸が絶妙にマッチする柄で、柄選びも楽しめるでしょう。
バッファローチェックシャツ
バッファローチェックシャツは、ウールリッチが1850年にはじめて登場させた柄のシャツです。
今でもウールリッチといえばバッファローチェックシャツと言えるくらい定番のアイテムと言えるでしょう。
バッファローチェックとは、主に赤地に黒色を合わせた、上記のようなチェック柄を言います。
バッファローチェックは、赤地がメインの印象がありますが、他にも青や緑のバッファローチェックシャツもあります。
バッファローチェックシャツは生地もしっかりとしているので、アウターとしても着回しにおすすめです。
マウンテンパーカー
ウールリッチはアウトドアウェアのブランドだけあって、これまでにマウンテンパーカーも豊富なラインナップを提供してきました。
マウンテンパーカーは山で着るイメージが強いですが、昨年から徐々に普段着としてしてマウンテンパーカーの人気が出てきています。
ウールリッチのアウターと言えば、ファーが特徴的なアークティックパーカーやダウンジャケットも定番です。
ただ、今年は穏やかな色合いでコーデの邪魔をしないマウンテンパーカーにも挑戦してみてはいかがでしょうか?
古着のウールリッチだからこそ楽しめるヴィンテージ物の見分け方
1830年創設のウールリッチブランドは、古着アイテムが多いこともうれしい点。
自分がまだ生まれていない頃につくられたヴィンテージ商品を着られるかと思うと、それだけでなんだかワクワクしますよね。
古着の年代別見分け方には、ジッパー、エリ、ボタン、タグのプリント方法などから見極める方法がありますが、少々知識が必要です。
そこでここでは、ウールリッチのタグから年代を見分ける方法をお伝えします。
■50年代ジャケット・シャツのタグ
こちらのタグは、なんと50年代に作られた ジャケットやシャツによく使用されていたタグです。
ウールリッチのロゴと言えば、あのかわいらしくて丸っこい羊が目に浮かびますが、こちらの羊はなんだかリアル!
テキストも躍動感があって、かっこいい雰囲気のタグですね。
■70年代ジャケットのタグ
70年代のジャケットによく使用された三角タグです。
あの定番ロゴのかわいらしい羊の原型がうかがえますね。
定番柄バッファローチェックのジャケットで、使用されたものを紹介しました。
■80年代ジャケットのタグ
80年代に、マウンテンパーカーを含めたジャケットに使用されたタグです。
70年代のシンプルなデザインのベースはそのままに、テキストが濃い色になりグッと洗練された雰囲気になっています。
羊マークもくっきりしっかりと描かれており、存在感を感じさせます。
■80年代セーターのタグ
80年代のセーターで使用されたタグです。
80年代のジャケットで使用されていたタグと、ほぼ同様のデザインで、青地に白色テキストである点がジャケットとは違う点です。
色が変わるだけでも、随分と印象が違います。
■90年代シャツのタグ
90年代にUSAで製造されたシャツのタグです。
明るい雰囲気のロゴで、躍動感あるテキストは50年代のタグに似ています。
90年代のUSA製のものは、羊のロゴマークがないのが残念ですね。
今期ウールリッチの古着に合わせたいマストアイテムとは
ウールリッチに欠かせないラインナップといえば、やはりウール製アイテム。
先ほど紹介したセーターの他にも、パンツやジャケット、ベストなどウール素材のアイテムが豊富なので、いかにウールを着こなすかがポイントになってくるでしょう。
起毛っぽい独特な雰囲気があるウール、着こなすコツは合わせるアイテムに気を付けることです。
課題は「いかにしてカジュアルを克服するか」。
どういうことなのか説明しながら、合わせたいアイテムを紹介します!
1. レーヨンやポリエステルなどのテロっと感アイテム
ウール製のアイテムは、シルエットに丸みがでてどうしてもカジュアルよりの味が出やすい傾向があります。
そこで、トップスやボトムどちらかにウールリッチブランドをもってきた場合、もう一方は、テロッとしたつややかさが出るアイテムを持ってくるのがおすすめです。
例えば、ウール製セーターなら、つややかさのあるテーパードパンツや、今期トレンドアイテムでもあるロングスカートをボトムにすることで、メリハリのあるコーデがつくれます。
合わせるアイテムの素材を強く意識してみてください。
2. キレイめアイテム
ウールリッチならではのカジュアル感をうまく活かす、2つ目のアイテムはキレイめアイテムです。
今期トレンドのキレイめアイテムとカジュアルアイテムをあわせたキレカジスタイルは、ウールリッチを着こなすのにぴったりな系統です。
キレイめアイテムとは、特段決まりはないのですが、シャツやジャケットなどきちんと感がでるアイテムのことを言います。
キレイめアイテムをうまく取り入れて、気取らない大人スタイルをつくりましょう。
3. 革製のクツ
足元も「カジュアルの克服」には重要なポイントです。
男女問わず、足元に革製のクツを持ってくることで、グッと引き締まった印象をつくれます。
これから秋冬にかけては、革製のショートブーツやサボなんかも似合いそうですね。
ウールーリッチブランド古着の秋冬コーデ3選
ウールリッチブランドに合わせたいアイテムがわかったところで、ここから実際のコーデ方法を見てみましょう。
ウール製セーター×テロッと感のあるスカート
ピンクの差し色がかわいいウールリッチのセーターに、テロッとした素材のロングスカートを合わせたコーデです。
大胆なペイズリー柄のロングスカートですが、落ち着いたトーンなので、ウールリッチの柄と絶妙にマッチしています。
足元は、アジアンテイストのぺたんこパンプスですっきりと。
ウール製パンツ×レトロ感ある秋色シャツ
ウールリッチのパンツに、少し光沢感のあるシャツを合わせたコーデです。
秋っぽいブラウン色のシャツは、40年代風のレトロな襟元がポイント。
ウールリッチのパンツは、その素材感からコーデをしくじるとおじっぽく見えるのが難点ですが、襟にインパクトのあるシャツを持ってくることで垢抜けた雰囲気をつくれています。
ウール製ベスト×黒革ショートブーツ
ウールリッチのベストとカジュアルなデニムうまく組み合わせたコーデです。
ウールリッチとデニムの相性はよいのですが、カジュアル度がかなり上がるので実は着こなしがかなり難しめ。
キレイめアイテムの白シャツと黒革ショートブーツを合わせることで、カジュアルとキレイめのバランスがとれていますね!
うまく大人のキレカジコーデがつくれています。
秋冬に向けてウールリッチの古着を楽しもう!
ウールリッチは、その素材からかもし出されるやわらかな雰囲気が特徴的なブランドです。
最古のアウトウェアブランドだけあって古着の種類も豊富で年代別の見分け方を知ると、さらにウールリッチの魅力を楽しむことができます。
ウールリッチ特有のおしゃれさを引き出すために、素材感や形がきれいめなアイテムを合わせながら、ぜひ自分だけのコーデに挑戦してみてください!
古着屋RUSHOUTは、アメリカに直接足を運んで仕入れた、こだわりのウールリッチブランド商品を豊富に取り揃えております。
60年代などヴィンテージ物のウールリッチもありますので、掘り出し物を見つけたい方も、ぜひ一度RUSHOUTのサイトをのぞいてみてくださいね!