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ビンテージ古着の年代の見分け方【ネームタグ・ジッパー・ボタン・襟で判別】

今、90年代を始めとするビンテージ古着の人気が再熱していますよね。

ちなみにビンテージとは『年代物でデザインや素材に価値があるもの』を指し、ここでいう「年代物」は2018年現在アパレル業界では90年代以前の古着のことをいう場合が多いです。

さて、そんなビンテージ古着は年代によってテイストが異なります。

一般的には古ければ古いほど貴重なため、高価になることが多いです。

ビンテージアイテムは、好みの見た目を直感で選ぶのはもちろんですが、ビンテージ古着に関する知識を付けることでより深く楽しむことができます。

ビンテージに一度ハマれば、自分が身に着けるためだけではなく、自宅にビンテージ古着をコレクションして楽しむ人がいるほどです。

今回はアメリカの倉庫で直接ビンテージ古着を見分けているRUSH OUTが、ビンテージ古着の年代の見分け方を紹介します。

ディティール別ビンテージ古着の年代の見分け方

ビンテージの見分け方は以下のようなディティールで見分けることができます。

  • ネームタグ
  • ジッパー
  • ボタン
  • 襟の形
  • プリント方法 等

ブランドによって様々な見分け方があるので、ここではビンテージ古着の年代の代表的な見分け方をご紹介します。

ただし、復刻版があることもあるので、卸売業者や古着屋は一つのポイントだけではなく、複合的に判断することが多いです。

ネームタグのデザイン・素材で年代を見分ける方法

それぞれのブランドのネームタグは時代によってデザインや素材が変更されていきます。

どのブランドでも共通して言える見分け方は以下のようなものがあります。

ネームタグにレジスターマークが入っているのは50年代以降のもの

ロゴと一緒に記載されているのをよく見かける「®」(レジスターマーク)は1950年以降のものです。

逆に言えば、レジスターマークがブランド名のロゴの右についていないものは40年代以前のものとも言えます。

ただし、レジスターマークは商標登録の意味を持つので、マイナーなブランドや当時商標が登録されていなかったブランドにはレジスターマークは付きません。

プリントされたネームタグは60年代以降のもの

このようなインクを使ったプリントされたネームタグもよく見かけますよね。

プリントされたネームタグの多くは擦れて文字が消えてしまっていますが、60年代以降であることが分かります。

1960年代以前はワーク系のアイテムでもネームタグが丁寧な刺繍だったのに対して、1960年以降からコスト削減のためプリントで文字やロゴが印刷されるようになりました。

ビンテージジッパーはメーカーと付け方で年代が見分けられる

ビンテージで使われていることが多いのは「TALON(タロン)」社のジッパー。

タロン社のジッパーのデザインの変遷を辿ることで製造年代が判断できます。

「HOOKLESS(フックレス)」が書かれたジッパーは1937年以前のレアもの

フックレス社というのはタロン社のもとになった会社です。

フックレス社のジッパーは希少価値が高くなるジッパーです。

30年代などのビンテージ古着で高価なものには使われていることが多いです。

コの字留めジッパーは40年以前のもの

古着を見ていると「コの字留めジッパー」と掲載されているアイテムがあります。

コの字留めとはジッパーの先端に施された、コの字型の止め金具です。

コの字ジッパーがついている物も40年代以前に作られたものだということが分かります。

「42」と書かれたタロンジッパーは60年代〜80年代初期のもの

42の文字が入っていれば、60~80年代であることが分かります。

42タロンと呼ばれるこのモデルはビンテージ好きの中でも「名品」と言われているジッパーです。

TALONの文字が斜めで、42が記載されていないジッパーは80年代半ばに使われていました。

ロケット型のタロンジッパーは60〜90年代のもの 

先端が細くなったロケットタロン。

小さいため、同じ時代でも真冬用のアウターには使われていませんでした。

60~90年代の軽いパーカーなどのアウターやボトムスによく使われています。

ビンテージボタンは素材とデザインで年代が分かる

細かいデザインのボタンは40年代以前に多い 

細かい繊細なデザインが施されたボタンは40年代以前のものの可能性があります。

40年代までは一つひとつに手の凝った繊細なデザインが施されていることが多く、今ではこのボタン単体で高く売られていることもあります。

月桂樹のデザインのジーンズは40〜50年代初期に作られたもの 

月桂樹のデザインは40~50年代に生産されたものであることが分かります。

第2次世界大戦中のアメリカでは物資が不足していたため、軍服でも使っていた既製品のボタンを使用するよう国から言われていたそうです。

ビンテージシャツは襟のシルエットで見分けられる

ネルシャツやミリタリーシャツなどは、襟の形状は年代ごとにかなり違います。

これを覚えておけば、年代別の見分けはかなりできるようになります。

外に向かって長く、弧を描く襟は40年代のもの

外側に向かって長く、弧を描く襟は40年代のもの。

形は尖っている場合もあれば全体的に細さが変わらないボックスタイプもあります。

トップボタンを外すと開襟になるのが50年代のもの

40年代と比べると襟が短くなり、トップボタンを外すと開襟になるのが50年代の特徴です。

トップボタンは穴ではなく、ループ(写真のように紐を使ったもの)が多いです。

60年代は襟が細く小さくなる

襟先が90度近い角度で全体的な細さが変わらないボックスシルエットが流行ったのが60年代。

ミニマルでシンプルな印象があります。

かなり大きいまっすぐ尖った襟は70年代のもの

40年代にも流行った長い襟ですが、弧を描かず直線的で長いのが70年代の特徴。

60年代とは打って変わって、シルエットだけでかなり派手な印象になります。

ビンテージ古着の年代の見分け方のまとめ

いかがでしょうか?

ビンテージ古着をおしゃれに着たいだけであれば、こういった豆知識は必要ないかもしれません。

しかし、その背景や年代の見分け方が自分でできるとよりファッションを楽しむことができます。

是非、古着屋でビンテージアイテムを手にするときはこういったディティールにも注目してみてくださいね!

古着を1万点以上取り扱っている古着の通販サイトRUSH OUTでも多くのビンテージ古着があります。

是非、古着をお買い求めの際にはご利用くださいね。

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