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古着のナイロンジャケットの洗濯・乾燥・シワ伸ばしの仕方

古着のナイロンジャケットの洗濯方法

ナイロンとは合成繊維のことで、ウィンドブレーカーやブルゾンなどナイロンが使われたジャケットのことを総称してナイロンジャケットと呼ばれています。

ナイロンの特徴

ナイロンは絹に似た性質をもつ化学合成繊維の総称といわれており、以下のような特徴があります。

  • 軽くて丈夫
  • 水分を含まないため、早く乾く
  • 弾力性があるため、しわになりにくい
  • 形くずれすることがほぼない
  • 薬品、油、海水にも強い
  • カビ、虫の害がない
  • 熱に弱い

上記を見れば、とても使い勝手がよい素材であることが分かりますね。

ただ、古着のナイロンジャケットの場合、現行のナイロン商品よりも扱いを丁寧に扱う必要があります。

生産されてから時間がたっているため、経年劣化があることがあったり、現行で出回っているナイロンよりも作りが荒かったりする場合があるからです。

古着のナイロンジャケットはまず【洗濯タグ】をチェック

古着のナイロンジャケットの洗濯表示

他の古着でもいえることですが、ナイロンジャケットを選択するときはまず、洗濯タグをチェックしましょう。

洗濯タグの多くは以下の場所に有ります。

  • ジャケットの内側の左サイド
  • 首元のタグ
  • 首元のタグの裏側

左サイドにあることが多いですが、見落としがちなのが、首元のタグの裏側にある場合です。

裏側にある場合は表のタグに「FOR CARE SEE REVERSE(取り扱いは裏に記載)」という記載があります。

インポート古着でよく使われている洗濯表記(ISO)の一覧

国内の洗濯表示はJISと呼ばれ、海外の洗濯表示はISOといわれる規定により決められています。

そのため、日本で作られた衣類と、インポート古着で購入した衣類では洗濯表記が異なります。

よく使われている洗濯表記は以下のものです。

洗濯系

洗濯表示 95度 液温は、95℃を限界とし、普通の操作で洗濯機による洗濯ができる。
洗濯表示 40度 液温は、40℃を限界とし、普通の操作で洗濯機による洗濯ができる。
洗濯タグ 40度弱い操作 液温は、40℃を限界とし、弱い操作で洗濯機による洗濯ができる。
洗濯表示 40度非常に弱い操作 液温は、40℃を限界とし、非常に弱い操作で洗濯機による洗濯ができる。
洗濯表示手洗い 液温は、40℃を限界とし、手洗いだけできる。
洗濯表示 選択できない 洗濯できない。

漂白系

洗濯表示 漂白可 すべての漂白剤による漂白ができる。
洗濯表示 非塩素漂白可 酸素系又は、非塩素系漂白剤による漂白ができる。
塩素系漂白剤での漂白はできない。
洗濯表示 漂白できない 漂白剤による溶剤はテトラクロロエチレンまたは、石油系溶剤を使用する漂白ができない。

アイロン系

洗濯表示 アイロン200度 アイロン底面の温度200℃を限界としてかけることができる。
洗濯表示 アイロン150度 アイロン底面の温度150℃を限界としてかけることができる。
洗濯表示 アイロン110度 アイロン底面の温度110℃を限界としてかけることができる。スチームアイロンは危険。
洗濯表示 アイロン禁止 アイロンかけはできない。スチーム禁止。

クリーニング系

洗濯表示 ドライクリーニングできる 普通の操作により、業者によるドライクリーニングができる。
溶剤はテトラクロロエチレンまたは、石油系溶剤を使用する。
洗濯表示 ドライクリーニングできる 普通の操作により、業者によるドライクリーニングができる。
溶剤は石油系溶剤を使用する。
洗濯表示 ドライクリーニングできない 業者によるドライクリーニングはできない。
洗濯表示 ウェットクリーニングできる 普通の操作により、業者によるウェットクリーニングができる。
洗濯表示 ウェットクリーニングできない 業者によるウェットクリーニングはできない。

タンブラー乾燥(乾燥機による乾燥)

洗濯表示 タンブラー乾燥できる 普通の温度設定でタンブラー乾燥ができる
洗濯表示 タンブラー乾燥できる 低い温度設定でタンブラー乾燥ができる
洗濯表示 タンブラー乾燥できない タンブル乾燥ができない

自然乾燥

洗濯表示 吊り干しがいい 吊り干しがよい
洗濯表示 平ら干しがよい 平干しがよい
洗濯表示 日陰の釣り干し 日陰の吊り干しがよい
洗濯表示 日陰の平干し 日陰の平干しがよい

洗濯表記がない場合の古着のナイロンジャケットの洗濯方法

洗濯表記が重要といっても、ビンテージの古着などは特にタグの文字が消えてしまっていることがあります。

そのような場合の一般的な選択方法をご説明します。

ポイントとしては出来るだけ慎重に扱うことです

またここに書く洗濯方法は一般論にすぎません。

古着の状態によって、傷みやすくなることもありますので、自己責任の上で実践してください。

洗濯機による古着のナイロンジャケットの洗濯方法

古着のナイロンジャケットの洗い方

洗濯機による古着のナイロンジャケットの洗濯のポイントは以下の5つです。

  • 弱めのコースで洗う
  • 洗濯ネットに入れておけば安心
  • 中性洗剤(おしゃれ着洗剤)を使う
  • 漂白成分がある洗剤は注意
  • 脱水は短めに終わらせる

弱めのコースで洗う

洗濯機に洗浄が弱めのコースやおしゃれ着コースがあるなら、是非利用しましょう。

洗浄力よりも、生地を傷めないことを重視したコースなので通常よりも服が絡み合うことなく、しわも少なく洗濯ができます。

洗濯ネットに入れておけば安心

弱めのコースがない場合や、弱めのコースよりもさらに優しく洗いたい場合は洗濯ネットに入れて洗濯しましょう。

洗濯ネットを使うことで他の衣類とこすれたり絡まったりするのを予防することができます。

洗濯ネット内に服が2着以上あると、かえって絡まりやすくなってしまうため、洗濯ネットに1枚に付き、入れるナイロンジャケットは1着だけにしておきましょう。

中性洗剤(おしゃれ着洗剤)を使う

一般的なご家庭で使用されるのは、アルカリ性、もしくは弱アルカリ性の洗剤です。

中性洗剤はおしゃれ着洗剤といわれているもので、洗浄力はアルカリ性に比べると劣る分、肌や衣類に優しいのが特徴です。

ナイロンジャケットは比較的強い生地ですが、古着の場合は経年劣化により、アルカリ性洗剤で痛む場合があります。

生地を傷めないことを重視するのであれば、アルカリ性ではなく中性洗剤を使いましょう。

漂白成分がある洗剤は注意

古着のナイロンジャケットの洗剤

最近では、洗剤の中でも漂白成分が含まれているものも多くあります。

漂白剤ほど強くなくても、こういった洗剤で古着のナイロンジャケットを洗ってしまうと白く変色してしまう可能性があります。

普段使っている洗剤に漂白成分が含まれていないかチェックしましょう。

脱水は短めに終わらせる

ナイロンジャケットは他の衣類に比べて吸水性がなく、脱水を長時間する必要はありません。

むしろ、通常の脱水をフルで行ってしまうと、しわがしっかりと刻み込まれて伸ばすのに苦労する場合があります。

脱水を短縮するコースがあればそのコースを選択し、ない場合も途中で切り上げて終わらせることをお勧めします。

手洗いによる古着のナイロンジャケットの洗濯方法

古着のナイロンジャケットの手洗い方法

洗濯機で洗うのにはどうしても不安という方や、手洗い表記がある場合は手洗いでナイロンジャケットを洗濯しましょう。

ここでは、全体的にナイロンジャケットを洗いたい場合と、袖や襟の皮脂汚れを取りたい場合の2パターンをご説明します。

古着のナイロンジャケットを全体的に洗いたい場合

ナイロンジャケットをシーズンオフで収納する前など、全体的にまんべんなく洗うときは、優しく押し洗いで洗いましょう。

押し洗いは以下の順番で行います。

  1. 洗濯用中性洗剤を洗面器や洗い桶に入れて、ナイロンジャケットをたたんで入れます。入れる洗剤の量は洗剤の説明書に載っています。
  2. 20〜30回ほど衣類を手のひらで押したり、持ち上げたりしてやさしく洗います。
  3. 水が濁らなくなるまで2回ほど変えて同じように押し洗いします。
  4. 最後に洗濯機で30秒ほど脱水します。

古着のナイロンジャケットの袖や襟の皮脂汚れを取りたい場合

古着のナイロンジャケットは優しく洗うことが大切と伝えましたが、集中的に落としたい皮脂汚れがついてしまうこともあるかと思います。

その場合はクレンジングオイルを使った以下の方法がおすすめです。

  1. コットンやいらない薄めの布にクレンジングオイルをつけて汚れをたたきます。
  2. 水を染み込ませたスポンジやタオルでクレンジングオイルをふき取ります。
  3. 手洗いまたは洗濯機でナイロンジャケットを洗います。

ただ、この方法はアイテムによってはシミになってしまう恐れもあります。

目立たない部分で一度試してから、本格的に汚れ落としをするのがおすすめです。

古着のナイロンジャケットの洗濯後の乾かし方

古着のナイロンジャケットの干し方

洗濯が終われば、乾かし方も気を付けましょう。

ポイントは以下の3つです。

  • 乾燥機は使わないほうがいい
  • 洗濯が終わったらすぐにしわを取る
  • 直射日光を避けて風通しの良いところで干す

乾燥機は使わないほうがいい

乾燥機についても洗濯表記を注意してみてください。

基本的には、ナイロンは熱に弱いため、使わないほうが無難です。

表記がなければ使わないようにしましょう。

洗濯が終わったらすぐにしわを取る

古着のナイロンジャケットは物によってはしわになりやすい物もあります。

後でもお伝えしますが、ナイロンジャケットはアイロンに不向きなので、しわは洗濯終わりにすぐに取ってしまうのがよいでしょう。

しわ取りの方法は以下の順番です。

  1. ナイロンジャケットをバサバサと上下に振る
  2. しわができている部分を軽く引っ張って伸ばす
  3. 手ではさんで叩くことで伸ばした生地を癖づける

これをしておけば、かなりしわはなくなります。

そのままハンガーにかけて干しましょう。

直射日光を避けて風通しの良いところで干す

ナイロンジャケットは色鮮やかなアイテムも多いですが、長時間、直射日光に当たってしまうと色褪せしてしまう特色があります。

ハンガーにかけたら、直射日光を避けて、風通しの良いところで乾かしましょう。

古着のナイロンジャケットのアイロンのかけ方

古着のナイロンジャケットのアイロンのかけ方

ナイロンジャケットは基本的にはアイロンしないほうがいい

ナイロンは初めにも書いた通り熱に弱い生地です。

また、比較的しわになりにくいとも言われています。

ですので、基本的にはアイロンをせずに、洗濯後のしわ伸ばしを丁寧にすることでしわを防ぐのがよいでしょう。

ナイロンジャケットをアイロンする場合は低温で優しく

どうしてもしわが気になってアイロンをしたい、という場合は低温で優しく行いましょう。

ポイントは以下の4つです。

  • スチームは当てない
  • 当て布を当てて行う
  • 低温(80~120度)でアイロンがけする
  • 短時間ですます
  • 冷めるまで動かさない

当て布がない場合はハンカチや他のシャツなどでも大丈夫です。

とにかく、あまり熱を加えすぎないように工夫しましょう。

また、アイロンは基本的に熱を持った状態から冷めるタイミングで形状が作られるため、アイロンをかけたら、冷めるまで動かさないのも重要です。

ナイロンジャケット全体をアイロンするのであれば、ササっとアイロンして冷ましてからアイロン、というように休憩をはさみつつスピーディに行いましょう。

古着のナイロンジャケットの洗濯・乾燥・シワ伸ばしの仕方まとめ

古着のnylonjacketの洗い方まとめ

古着のナイロンジャケットの洗濯・乾燥・しわ伸ばしの方法をまとめました。

かなり丁寧な方法をお伝えしましたので、「少し面倒だな」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、古着のナイロンジャケットは一点物も多いですよね。

傷んでしまっては元に戻すことはできないので、是非丁寧に扱ってくださいね。

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