アメリカ古着屋が教えるバイカーのためのバイカー系アイテム選びのコツ
バイカー系アイテム、バイカーファッションと聞くとどんな光景が思い浮かびますか?
実は「バイカーファッション」という言葉自体には厳密な定義はありません。
「アメカジ」がアメリカを彷彿させる全てのファッションであるのと同じように、「バイカーファッション」はバイカーが好むスタイル・アイテム・アクセサリーの全てを指します。
ではその「バイカーが好むスタイル」「バイカーが選ぶアクセサリー」「バイカーのためのアイテム」って一体何なのよ?という話ですよね?
というわけで、アメリカ古着屋RUSHOUTがお送りする本日のテーマは「バイカー(バイク) × 古着」です。
バイカーファッションの魅力、バイカー系アイテムに古着を採用するメリット、バイカー定番アイテムから古着でこそ魅力を味わえる隠れアイテムまで、たっぷりご紹介します。
目次
バイカー系アイテムに古着という選択肢がおすすめできる理由
バイカー系ならではの古着のメリットと言えば下記3つです。
- 高機能でタフなアイテムがリーズナブルな価格で手に入る
- 悪路や悪天候の中でもガシガシ着れる
- デザイン以外にも古着ならではの魅力を楽しめる
①高機能でタフなアイテムがリーズナブルな価格で手に入る
古着の一番の魅力は何といっても「安さ」です。
バイクそのものに加え、ヘルメットやブーツなどのバイク装備を一式揃えることを考えると、バイクってお金がかかる趣味ですよね。。。
ファッションとして取り入れるにしても、バイカー系のアイテムは機能性・耐久性に優れたものが多く、新品だとアウター1着でも数万円、高いものだと10万円近くします。
しかし古着ならビンテージのデニムが数千円、レザージャケットが1万円以内で手に入れることができます。
②悪路や悪天候の中でもガシガシ着れる
バイカーは良くも悪くも気温や風などの気候変化をリアルタイムで感じることができます。
天気のいい日のツーリングは気持ちのいいものですが、時には急な悪天候にも耐え忍ばないといけないことも多々あります。
路面が乾燥してると土埃が立ち込め、濡れてると泥跳ねを起こし、、、なんてこともあるでしょう。
いくら「バイク乗り」がそういうものだとわかっていても、買ったばかりの新品が汚れるとやはり気が萎えるもの。。。
その点、古着だと買った時点で使用感があるので、気兼ねなくツーリングを楽しめます。
特にバイカー系アイテムは、デニムのダメージやレザーの経年変化など、ビンテージ古着のシブさ・良さが出やすいものが多いのでオススメです!
③他にも古着ならではの魅力:デザイン・歴史・経年変化
「体に馴染みやすい」「ビンテージ特有の風合い(アジ)」「年代によるデザインの微妙な変化」など、古着には古着ならではの魅力やお楽しみポイントがあります。
また、バイカー系アイテムの1つであるレザージャケットやミリタリージャケットにはワッペンや刺繍のほどこしを見かけることがあります。
中には珍しいものや、その時代でないと手に入らないものもあり、古着好きからは人気が高いです。
その時代のデザインだけでなく、持ち主の好みやこだわりといった人の歴史までも垣間見ることができるのもおもしろいです。
アメリカ古着屋が選ぶバイカーのためのオススメアイテム7選
古着屋だからこそ厳選できる「機能性・ファッション性・個性」をバランス良く発揮するバイカー系アイテム を集めてみました。
バイカーのための古着トップスアイテム
トップスに関しては、スウェット、パーカーなどシンプルなものであればお好みで選んでOK!!
バイカーらしさを求めるのであれば「ミリタリーシャツ」や「Tシャツ&ライダースジャケット」がオススメです。
①サーマルTシャツ
サーマルシャツとは、ワッフル生地とも呼ばれる凹凸織り生地のシャツで、『サーマル(Thermal = 熱の)』という名前の通り、その凹凸が空気の層を作り、保温性を高めてくれる点が特徴です。
アウトドアやミリタリーのインナーウェアとしてメジャーな本格防寒着は、もちろんバイカーにもおすすめできる有能アイテムです。
②ミリタリーシャツ & ワークシャツ
武骨な男らしさを出すなら、シンプルかつタフさが伺えるミリタリーシャツ(写真)がオススメ!!
バイカーのための古着アウターアイテム
バイカーの定番アウターと言えば、ライダースジャケットが真っ先に思い浮かびますが、着用シーンによっては他にも選択肢はあります。
特に機能面でオススメのアイテムを紹介します!!
③ダック素材のジャケット
ダック生地は、通常より太い糸を密に織り込んだ頑丈な素材のことで、ちょっとやそっとじゃ燃えたりしませんし、少しの雨なら耐えられるほどのスーパータフな素材です。
上の写真はカーハート(Carharrt)というブランドで、どっしりとしたタフな作りを保ちつつ、ファッションウェアとしてのシンプルなデザインも兼ね備えているのが特徴です。
このダック素材、新品だとバキバキ感があるのですが、着込んでるうちに柔らかくなり、洗って色落ち感もまた味があるというデニムのような楽しみ方ができます。
古着のカーハートはワークウェアの代表ブランド|人気アイテムとコーデ例
④ミリタリーフライトジャケット
アメリカ空軍のパイロットが使用していたミリタリーフライトジャケット(写真はMA-1)。
優れた機動性と耐寒性から、パイロットから陸軍へ、軍用からシティーユースへへと汎用性を高めていったフライトジャケットですが、実は80年代後半からバイカーファッションとしても認知されるようになりました。
無駄のない考え抜かれた機能性とデザイン|アメリカ古着屋が語るミリタリーアイテムの魅力!
⑤コーチジャケット
こちらは、ガチなバイク装備というよりも、バイカーファッション寄りのアイテムとなります。
ナイロン製で、軽くて風を通しにくいコーチジャケットは、春先のちょっとしたツーリングにピッタリ。
ちなみに、なぜコーチジャケットと呼ばれているか気になったので、調べてみたところ・・・
「(スポーツなどの)コーチが着てそうだから!!」
だそうです。そのまま!!
バイカーのための古着ボトムスアイテム
最後はボトムスです。防風性、防寒性、防熱性に優れた厚手のしっかりした生地のアイテムをご紹介します。
⑥ディッキーズのワークパンツ
働く人々に寄り添ってきたワーク系ブランドとして有名なディッキーズ(Dickies)。
作業着からカジュアルウェアまで、世界中の様々なシーンで愛用されているディッキーズですが、バイク乗りから見ても、その丈夫さ・着心地の良さ・動きやすさはお墨付き。
もちろん日常着としてもガンガン着回しできておすすめです!!
⑦デニムパンツ
定番は、やはりリーバイス(Levi’s)やリー(Lee)といった老舗ブランドになります。
ワークウェア、ストリート、スクール系とあらゆるアメカジファッションの万能アイテムであるデニムパンツですが、バイカーにとってもそれは例外ではありません。
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「バイク乗り」じゃなくても楽しめる!バイカー系スタイルのコツ
ところで、バイカー系ファッションと聞くとどうしても↓↓こんなイメージ↓↓をしてしまいませんか?
かっこいい!!けど自分には無理!!
レザージャケットにデニム、サングラスにヒゲ、仕上げにハーレーダビットソンのバイクを添えて・・・
バイカー系アイテムは1点1点がイカツイので、いきなり一式揃えようとしないことがスタイリングのポイントです。
控えめに1点取り入れるだけでも十分存在感があります!イカツイ雰囲気を残しつつ、上手に着崩すのがポイントです。
アメリカ古着屋RUSHOUTなら!バイカー系アイテムも本格派揃い
ビンテージ古着はその素材やコンセプトから経年変化で味わいが増し、使い込むことで男らしい風合いも出てきます。
特にダック生地やレザーを採用しているバイカースタイルには、古着の中でも最もそれらの特徴を実感しやすく、個性の現れやすいアイテムが揃っています。
アメリカ古着を取りそろえるRUSHOUTは、ビンテージ古着を含め、全てスタッフがアメリカ現地で厳選して買い付けた商品ばかり。
古着のバイカー系アイテムをお探しの方は、ぜひRUSHOUTをご利用ください!!