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ダッフルコートって名前はよく聞くけど、どんなものを指すのか分かっていないという人は意外と多いようです。ダッフルコートの特徴は以下のようなものです。
ダッフルコートの古着を買うのであれば、そのファッション史も押さえておきたいもの。
ダッフルコートは、1950年代にアメリカで生まれたファッションスタイル「アイビールック」で人気となったアイテムです。
アイビールックとは、アメリカの優秀な大学生が好んで着ていたファッションのことで、ボタンダウンシャツやチノパン、テーラードジャケットが定番コーディネートでした。
そして冬の寒い時期には、ダッフルコートを合わせるのが定番となっていました。
ダッフルコートは、もともと海軍が制服として着ていたということもあり、制服っぽいスタイルには相性が抜群といえるでしょう。
ダッフルコートの古着を買うなら、王道のブランドはグローバーオール(Gloverall)です。
1951年にイギリスで創業されたグローバーオールは、ダッフルコートのトップブランドとして、現在まで地位を守り続けてきました。
グローバーオールは、イギリス国防省の委託を受けて、海軍用のダッフルコートを生産し、終戦後は不用品のダッフルコートを販売していました。
その後、自社製のダッフルコートを生産し、防寒着としか見られていなかったダッフルコートをファッションアイテムとして昇華させたブランドでもあります。
グローバーオールのダッフルコートは、生地やトグルの素材にもこだわっており、品質が高いことが特徴です。
「本物のダッフルコートが着たい!」「高品質なダッフルコートを長年着続けたい」という人におすすめです。
グローバーオールのダッフルコートは、その品質の良さやその人気から、古着でも取り扱われていなかったり、少し値が張ったりしていることもあります。
もう少し気軽にダッフルコートの古着を楽しみたい、というのであればエルエルビーンやラルフローレンがおすすめ。
この2ブランドのダッフルコートは、定番のネイビーカラーのほかにも、チェック柄や色鮮やかなデザインのアイテムも多くあります。
冬のファッションはどうしても色が暗くなりがち。
そんな時にパッと鮮やかにしてくれるダッフルコートを1枚持っておけば、寒い日のお出かけも楽しくなりそうですね。
エルエルビーンのダッフルコート
1つ目に紹介するのは、ダッフルコートにスウェットパーカーとフレアジーンズを合わせたコーディネートです。
ダッフルコートは、色合いがネイビーや黒であっても、フードがあるということもあって、きれいめになりすぎずカジュアルに着こなせるアイテムです。
フードを2枚重ねにすれば、首回りも暖かく防寒することができますよ。
スウェットパーカーも、ダッフルコートもシンプルなアイテムなので、ジーンズは裾が広がるフレアパンツを選ぶことで少し個性を出してみるとよいでしょう。
このコーデだとシンプルなので、チェック柄やカラーのダッフルコートも合わせても良いですね。
2つ目のコーディネートは、カラーシャツとカーキのパンツにダッフルコートを合わせた着こなしです。
先ほどもご紹介した、50年代に流行ったアイビールックでは白のシャツとベージュのチノパンが定番でしたが、それだと少し優等生っぽくなりすぎたり幼くなりすぎたりしてしまうことも。
そこで、カラーシャツとグリーンっぽいカーキのチノパンを合わせることでストリートスタイルのコーディネートに仕上げることが出来ます。
寒い時期には、シャツの上にセーターなどを合わせてもよいでしょう。
定番アウターの一種、ダッフルコートの古着についてお伝えしました。
上質なダッフルコートは、生地が丈夫で防寒性も高く、流行りに左右されないデザインなので、何年も使い続けることが出来るでしょう。
ぜひ、古着屋であなたのお好みのダッフルコートを探してみてくださいね。
古着通販のRUSHOUTでは、スタッフがアメリカに足を運んで一点ずつ厳選した古着アイテムが常時2万点以上ございます。
ダッフルコートはもちろん、ダッフルコートに合わせられるアイテムも豊富にございますので、是非ご覧くださいね。