古着のジャケットは、「メインストリームのトレンドを反映させた、似通ったデザインの新品」にはない魅力を持ったアイテムです。
それは、年代ごとに違う独特なデザインや、古着ならではのこなれた雰囲気、オンリーワンアイテムを見つけたときの発掘さながらのような楽しみ、などなど。
そんな、バリエーションの豊富な古着ジャケットは、これからの秋冬にかけて着回しがきき、数枚持っておくとうれしいアイテムです。
今回は、大人っぽさを少しプラスしてくれる、実は個性派アイテム、「古着ジャケット」の着こなしのコツや、おすすめ商品、コーデ例について紹介します。
目次
豊富なラインナップを揃える古着ジャケットだからこそ、どんなジャケットを選んだらよいのか迷いますよね。
古着はその種類の豊富さから、メインストリームのトレンドというよりも、幅広いトレンドがあるのがうれしいポイント。
そんなたくさんの古着ジャケットの中から、ここでは、今期とくに押さえておきたいトレンドの古着ジャケットを紹介します。
グレンチェックとは、小さな千鳥格子や大きい格子を組み合わせた、グレーのアイテムによく使用されるチェック柄です。
グレンチェックは、イギリスっぽいイメージがあり、今年トレンドなきれいめカジュアルを目指すのにぴったりなアイテムです。
今年、女子の注目アイテムは、男性からの人気が高い麻のジャケットです。
麻でつくられたジャケットは、独特のテクスチャーで、軽やかな肌触りの生地が特徴となります。
男性には定番の麻ジャケットは、大人っぽいのにカジュアル目な装いにでき、大人ラフスタイルがトレンドな、今年の秋冬スタイルにぴったりでしょう。
ツイ ードのジャケットとは、もともとはスコットランド産羊毛で織った生地を使用していましたが、現在は、紡毛糸を使用した厚手の生地のジャケットを言います。
ツイードジャケットは、あまり流行に左右されず、メンズから定番人気なジャケットです。
ただ、今期は特に、薄めのカラフルな柄のついたツイードジャケットがトレンドでしょう。
コーデュロイジャケットは、縦に伸びる筋の柄が特徴的な、綿製の毛羽立った織物を生地に使用したジャケットです。
柔らかで温かみのある生地は、防寒性にも優れているため、冬にぴったりです。
定番のブラウンやベージュのみならず、今年は、ペール色のグレーやグリーンなどの色もおすすめでしょう。
今期のメンズジャケットは、大胆な柄物もおすすめです。
ストライプ柄なら、落ち着いた控えめな雰囲気のものから、大胆な色合いで描かれた柄など、自分が見せたい雰囲気に合わせてセレクトできます。
ストライプの整然と並んだ柄は、派手めな配色であっても清潔感のある印象を与えます。
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生地や柄を遊ぶように選べる古着ジャケットは、トレンドに左右されないからこそ着こなし方を押さえることが大切。
古着ジャケットは年代がバラバラでバリエーションが多い分だけ、「古めかしいダサさ」が出ないように、コーデのバランスをとるスキルが必要になるのです。
ここでは、古着ジャケットの着こなしのコツをお伝えします。
古着ならではの魅力を満喫するためにも、古着ジャケットのサイズは大きめがおすすめです。
アメリカやヨーロッパから輸入される本場の古着は、大きいサイズが揃っていることも特徴のひとつ。
そんな古着の特徴も活かしつつ、今期、夏ごろからトレンドで、萌え可愛く着こなせるビッグサイズを選ぶのがよいでしょう。
さまざまな雰囲気の古着ジャケットですが、基本的にジャケットは、キレイめな雰囲気が出やすいアウターです。
そんなキレイめなジャケットに合わせるアイテム達は、バランス感が重要。
その他のアイテムまでキレイめなものをもってくると、かなり固い雰囲気になってしまいます。
キレイめコーデを目指したとしても、他のキレイめアイテムは1点までを厳守しましょう。
ボトムはアウターの次に、目につきやすいアイテム。
そのため、ボトムはコーデづくりで慎重に選びたいアイテムで、全体の印象に大きく影響を与えます。
自身がつくりたいスタイルに合わせて、下記のようにチョイスすることをおすすめします。
<メンズ>
<レディース>
最後の着こなしポイントとして、今期はジャケットにスニーカーを合わせるのがおすすめです。
パンプスや革靴は、ジャケットと合わせるときちんと感が出過ぎ、ジャケットの種類によってはバブル感が出てしまいます。
スニーカーを合わせることで、少しスキをつくって抜け感のあるコーデに仕上げられます。
今期トレンドの古着ジャケットの他にも、古着屋RUSHOUTイチオシの古着ジャケットもたくさんあります。
ここでは、古着ジャケットの着こなし方を踏まえつつ、イチオシの古着ジャケットを使ったおしゃれ度の高いコーデ例を紹介します。
カジュアル度の高いデニム製のジャケットに、キレイめなストレートパンツを合わせたコーデです。
ポイントは、かなりキレイ度の高いストレートパンツをもってきた点。
「ジャケットはキレイめアイテムを引き算する」という話をさせて頂きましたが、デニム生地の場合はラフ度が上がるため、1つまではきれいめアイテムを合わせました。
この他にシャツや革靴を持ってくると、きちんと感が出過ぎるので、他は同系色のカジュアルなアイテムでまとめます。
シックな雰囲気の黒と白のジャケットに、ストレートタイプのシンプルなジーンズを合わせたコーデです。
ストライプ柄が細幅で、上品な雰囲気なので、抜け感を出すためカジュアル度高めのTシャツとジーンズでまとめました。
ビジネス使いもできそうなジャケットをラフに着こなせます。
珍しい形のジャケット、ウェスタンジャケットを使ったキレカジコーデです。
リボンがキュートなレトロ柄のシャツがアクセントで、よいバランスがとれたキレイめカジュアルがつくれています。
ロングスカートには、短めのソックスを合わせて少しだけ肌見せしましょう。
古着ジャケットは発掘さながらの商品選びが楽しく、バリエーションの豊富さで、いつものありきたりなコーデにパンチを加えてくれます。
この秋冬は、古着ジャケットの着こなしを工夫して、オンリーワンのおしゃれコーデに挑戦しましょう。
RUSHOUTは古着の本場・アメリカへ直接足を運んで厳選した古着を専門に販売しています。
店主が目で選んだ商品だからこその、自信を持っておすすめできる古着を揃えております。
古着ジャケット選びを楽しみたい人は、ぜひRUSHOUTのサイトまで遊びにきてくださいね!