アメカジ好きの中で定番のアイテムと言えばネルシャツをはじめとした「チェックシャツ」。
こちらもまたアメカジ好きには外せない、ジーンズとも相性がよく、チェックシャツをかっこよくコーデに取り入れてたいと思われる方も多いようです。
ただ、チェックシャツのコーデは子供っぽい印象を与えがちで、うまく着こなすのが難しいと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、チェックシャツをおしゃれに着こなすためのコツや、おすすめのコーデをお伝えします。
目次
代表的なアメカジ系チェックシャツであるネルシャツをはじめ、アメカジ系チェックシャツを着こなすためには、いくつかハズせないポイントがあります。
周囲の人に幼い印象を与えないように、チェックシャツの種類や色、シルエット、合わせるアイテムなど、下記ポイントを押さえてコーデすることが必要です。
まず、アメカジ系チェックシャツには、生地や柄の種類によりそれぞれチェックシャツの名称に違いがあります。
ネルシャツを含め、定番で覚えておきたいチェックシャツには、下記のものがありますので簡単に説明します。
通称ネルシャツは、正式名称「フランネルシャツ」を略した表現であり、アメカジ好きの中でも特に人気のあるチェックシャツです。
ふんわりとした毛織物で作られたフランネル生地が使用されており、保温性の高さから、特に秋から冬の寒い時期に好んで着用されます。
トーンオントーンチェックは、系統の近い色を2色以上使用して、縦と横に配置した格子柄です。よく見かける定番のチェック柄でしょう。
タータンチェックは、もともとスコットランドの氏族が紋章などで使用していた柄で、2・3色を稜織りにした格子柄の織物です。
現在は、特にイギリス風を想起させる柄として人気を集めており、落ち着いた雰囲気を出したたいときにおすすめのチェック柄です。
ギンガムチェックは、主に白地に合わせて1色で正方形の格子柄が織られたもので、特に細かめの格子柄でつくられた定番チェック柄です。
整然と並んだ模様から清潔感が出せますが、ピンクや黄色など明るい色調のものは幼い雰囲気が出やすいので注意しましょう。
アメカジ系チェックシャツは、種類ごとにそれぞれ特徴がありますが、季節感があった生地であればどのような種類のものでもおしゃれに着こなすことができます。
ただし、色味については暖色系の明るい色やネオンカラーは、どうしても着こなしが難しいので、まずは寒色系や黒色などの暗めのカラーからチェックシャツを選ぶことをおすすめします。
特に3色以上のチェック柄については、トーンオントーンチェックシャツなど系統の似た色であることも意識してシャツ選びをしましょう。
「アメカジ系」とひとことに言っても、目指す着こなしにはそれぞれ違いがあります。それぞれが目指す着こなしによって、選ぶサイズに注意しましょう。
無骨なかっこよさを出したいなら、少し小さ目からピッタリ目のサイズのチェックシャツを選ぶのがおすすめです。この雰囲気を出したい場合は、Tシャツに羽織って着るイメージがぴったり。前ボタンを閉める必要がないため窮屈感も感じもないでしょう。
可愛らしさのあるかっこよさを目指すなら、ゆったりサイズのチェックシャツがおすすめです。萌えシャツと呼ばれる着こなしができる、手の甲が隠れるくらい袖の長いものを選ぶと、可愛らしさやこなれ感が出ます。
アメカジ系チェックシャツは、合わせるアイテムを間違えると一気にダサいコーデになってしまうので、アイテム合わせには気を付けましょう。
使用したくないアイテムは、中高生が着用しそうな子供っぽいアイテムや、派手めなアイテムです。
<NGアイテムの例>
アメカジ系チェックシャツと相性のよいTシャツですが、派手な柄や色遣いのロゴはごちゃごちゃしてダサい印象をあたえがちなので、おしゃれ上級者以外は避けた方が無難でしょう。
アメカジ系のチェックシャツにはノーブランドの他にも、ブランド製のものも多くあります。誰もが知っているハイブランドの商品は、しっかりとした生地の造りをしており、それだけで大人びた印象を与えられます。
また、ブランドロゴも、大人っぽいおしゃれさを感じさせるポイントとなるので、どのチェックシャツを選ぶか迷ったら、ブランド製のチェックシャツを選ぶことをおすすめします。
人気のおすすめアメカジ系チェックシャツのブランドは、下記の通りです。
特に、ラルフローレン、トミーヒルフィガーは胸元にロゴが入っており、周知度の高いブランドなのでおすすめです。また、ペンドルトンやウールリッチは生地が厚手のラインナップが豊富なので、秋冬におすすめのブランドでしょう。
アメカジファッションで、チェックシャツを着こなすコツをお伝えしてきましたが、ここではさらに、チャックシャツでアメカジスタイルをつくるのに、特に押さえておきたいマストアイテムを紹介します。
ボトムスは定番のジーンズや、黒色パンツをセレクトするのがおすすめです。ポイントはダークカラーのボトムスを選ぶ点です。
白などや明るいジーンズやパンツは、場合によってくだけ過ぎた印象やチャラい感じになりやすいので、合わせ方が難しいのです。
また、ボトムスの定番色カーキやベージュは、トップスのチャックシャツによっては古めかしさを感じさせるコーデになる場合があります。
ダークカラーのボトムスであれば、サイズ感がタイトでもゆるめであっても割とバランスよくおしゃれ感のあるコーデを目指せるでしょう。
また、トップスは、夏には爽やかさの出せる白色Tシャツを、冬には大人っぽく引き締められるジャケットを合わせるのがおすすめです。
それでは、実際におすすめアイテムを使用したアメカジチェックシャツのコーデを、季節ごとに分けて3つ見てみましょう。
夏らしい白色シャツに大きめサイズのトーンオントーンチェックシャツを合わせたコーデです。
ベージュを基調にした爽やかな水色が映えるチェックシャツは、落ち着いた印象をつくりながらも、大きめサイズがこなれた印象を与えてくれています。
イギリス風で堅めな印象のタータンチェックシャツに、ラフなジーンズを合わせたコーデです。
色味をダークな色調でまとめることで、もともと堅めな印象のチェックシャツの無骨なかっこよさを、より引出せています。
ポイントは太めのジーンズの裾を折り返すことで、堅すぎずバランスのとれた着こなしができている点でしょう。
大きめサイズでブルー系統ネルシャツに、だぼっとした黒パンツを合わせたコーデです。
トップスとボトムの両方に大きめサイズのアイテムを持ってくると、だらしない印象になりがちなのですが、ジャケットを合わせることでグッと洗練された大人っぽさで雰囲気を引き締めることができます。
チェックシャツと合わせた少し明るめな水色ス二ーカーが、アクセントとしてポイントになっていますね。
チェックシャツはアメカジファッションをつくるのに欠かせないアイテムで、柄の豊富さや生地の違いで年中飽きずに楽しめるアイテムです。
アメカジファッション系統の中でもいろいろな雰囲気がつくれるので、まずはチェックシャツを使って自分がつくりたいコーデの印象を大よそ決めてから、色味やサイズ感、合わせるアイテムを選ぶようにしましょう。
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