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身に付けるだけで男らしさ抜群のミリタリー古着。
そんなミリタリー古着といえば、MA-1を始めとしたミリタリージャケットを思い浮かべる人が多いかもしれません。
しかし、実はミリタリー古着は以下のような様々なアイテムがあります。
この記事では、人気のあるミリタリー古着の種類とその特徴を紹介していきます。
是非、ミリタリー古着に詳しくなって、男らしい着こなしをマスターしてくださいね。
ミリタリー古着といえば、アウターとして着るミリタリージャケットが一番定番です。
その中でも、人気のモデル8種類をご紹介します。
ミリタリージャケットといえば、MA-1といってもいいほど今では定番になっており、男女問わず愛されているアイテムです。
MA-1は空軍が着用していたフライトジャケットの一種です。
数あるフライトジャケットの中でも、MA-1は空軍が乗る飛行機がプロペラ機からジェット機に変わったタイミングで、高い高度の環境でも耐えられるようにと作られました。
そんな背景があるMA-1の特徴は以下のようなものです。
真冬でも耐えられる防寒性があるのに、軽いから疲れず、動きやすいというのがポイントでしょう。
また、動きやすさを重視してできたシルエットがおしゃれであることが人気の理由です。
M-65は、アメリカ軍によって用いられた戦闘用のジャケットです。
1965年に正式採用されたことから、一般的にM-65フィールドジャケットと呼ばれています。
M-65はフィールドジャケットの中でも防寒性に優れているため、オートバイのライダーにも愛されているモデルです。
また、機能性だけではなく、木村拓哉さんや所ジョージさんなどの著名人が愛用しているほど、デザイン性が高いことから人気があります。
N-3Bは、1950年代にアメリカ軍により作られたフライトジャケットです。
極寒地での着用を目的に開発されたため、防寒のための工夫が随所に散りばめられているのが特徴です。
このようにN-3Bはとにかく暖かいのが特徴です。
なので、寒がりの人やインナーを厚着にせずにアウターで防寒したいという人にはもってこいです。
着こなしのポイントとしては、自分に合うサイズ感を選ぶことが重要です。
というのも、アメリカ軍ように作られたということもあり、少しサイズが大きめとなっているからです。
上に書いた通り、丈が長く、サイズ感が大きすぎると「着られている感」が出てしまうかもしれないので、普段着ているサイズより1サイズ小さめがちょうどいいでしょう。
N-1は第二次世界大戦よりアメリカ海軍用に採用されたデッキジャケットです。
デッキジャケットとは海軍の軍人が海上での寒さや風を防ぐために着用されていた防寒着で、デッキジャケットの中で最も人気のモデルがN-1です。
風が強い海上で使われていたということもあり、風を通さず暖かいというのが特徴です。
上にも書いた通り、初期のものであればアルパカを使用した裏地がモコモコと暖かいですが、古着の場合は毛がある程度落ち着いているため、チクチク感やごわつき感も少なく、着やすくなっています。
L-2Bは第二次世界大戦時に作られたライトゾーン用のフライトジャケットです。
一番初めにご紹介したMA-1が高度が高い所のジャケットで、それに比べてこちらのL-2Bはより低い高度で着るように作られています。
ぱっと見ではMA-1と大きな違いは見られませんが、防寒性がないため、実物を見れば厚みが全然違うのですぐにわかるかと思います。
また防寒性が無い分、さらっと羽織るのに適しているため、春や秋にMA-1のようなシルエットで着こなしたいという方に人気のモデルです。
IPFUとはImproved Physical Fitness Uniformの略で、1990年代に採用されたトレーニング用のジャケットです。
これまで紹介したジャケットが実戦用のジャケットで強かったのに対して、こちらはウィンドブレーカーのような着心地でさらっと羽織る用のジャケットです。
軽い雨風は防ぎながらも、激しい運動しても汗で蒸れないようにしているのが特徴です。
ですので、普段使いはもちろん、ジョギングや軽い運動着としても使うことができますよ。
これもミリタリーなの?と言われそうですが、Pコートも19世紀末から英国海軍や漁師たちが船上の防寒服として着用していたミリタリー由来のジャケットです。
Pコートは海上の強い風を防ぐ仕様となっています。
前ボタンは現在は左を上にするのが一般的ですが、海上では風の方向に合わせて止める方向を変えていたそうです。
また、商品によってはセーラー襟のPコートもあります。
セーラー襟も元々は海軍が海に落ちた際に浮きやすいように作られた物ですが、今ではファッションのアクセントとして最適なのでこちらもおすすめです。
トレンチコートというとバーバリーなどの上品なものが多いですが、実はトレンチコートももともとは軍服として開発されたものです。
トレンチとは英語で「溝」という意味で、陸軍が敵から隠れるために待機していた塹壕を意味しています。
元々レインコートを強化して作られたものということもあって、防水機能がありますが、古着の場合はレインコートと代用できるほど防水機能が残っているものはあまりありません。
男らしいミリタリージャケットの中でもトレンチコートはやはり他のジャケットと比べて上品な印象があります。
綺麗目なコーデに合わせても良いですし、逆に革のブーツなどを使ったゴツゴツした印象のコーデを落ち着かせるために合わせても良いでしょう。
定番のミリタリージャケットの次に馴染みがあるのが軍パン、カーゴパンツと呼ばれるミリタリーパンツでは無いでしょうか?
ここでは人気のあるモデルを紹介します。
日本で一番メジャーなカーゴパンツといえばこのM-65フィールドカーゴパンツです。
M-65の65とは1965年に開発されたという意味があり、アメリカ軍によって作られました。
このようなシルエットから、今リバイバルブーム中の1990年代ストリートファッションにもぴったりのアイテムです。
実際にスケートボードやダンスをしても動きやすく、破れにくいのでストリート界で愛され続けています。
M-65と同じく、アメリカのミリタリーパンツの代表作と言われているアイテムです。
M-65と比べるとタックが無い分、シンプルに履きこなすことができます。
M-51はM-65の改良前のモデルのため、機能性はM-65には多少劣るものの、普段使いには全く問題なく履くことができるアイテムです。
写真を見てもわかる通り、見た目がかなりシンプルなため、M-65のゴツゴツ感が少しきになるという方やファッション初心者の方でも履きやすくなっています。
F-1Bはアメリカの空軍で使用されている防寒オーバーパンツです。
N-3Bの下に合わせて着られたモデルとしても有名です。
極寒地でN-3Bと合わせて履かれていたということもあり、とにかくあったかいパンツです。
ですので、普段着としてはもちろん、バイク、アウトドアや釣りをする方は一枚持っておけば冬の間大活躍すること間違いなしです。
ミリタリーシャツとは、軍服として着用されていたシャツのことです。
長袖、半袖共にあり、一年を通して着やすいアイテムです。
ミリタリーシャツはジャケットやカーゴパンツに比べて、ゴツゴツ感が少なく、さらっと着られるのが特徴でもあります。
着こなす際は他のアイテムはあえてミリタリーを外して綺麗目なアイテムを使うことでこなれ感を出せますよ。
ミリタリースウェットというのもあります。
スウェットはトレーナーと言われていることもあり、元々はトレーニング用に使われていたアイテムです。
あまりミリタリー感が出ないため、ミリタリーを意識せずに持っている方も多いかもしれません。
軍用の特徴というのはありませんが、「ARMY」は陸軍、「NAVY」は海軍を意味しているため、これらが書かれたビンテージスウェットはミリタリースウェットであることがわかります。
ツナギは主に空軍が着るために開発されました。
物によりますが、あまり寒くならないライトフライトで使われていることが多いです。
夏でもウエストに風が通り、涼しく、動きやすいのが特徴です。
また、もちろんですが、軍事用であることから生地が丈夫なため、作業やバイク、アウトドアにも向いています。
いかがでしょうか?
ミリタリー古着といっても、MA-1だけではなく、様々なアイテムがあるということが分かっていただけたかと思います。
ぜひ、あなたが求めたテイストのミリタリー古着をゲットして着こなしてみてくださいね。
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