すっかりコート無しでは外に出られない寒い冬が来ました。
寒いからといって、防寒の機能重視の無難なコートを着込んで、その下のコーディネートの手を抜いていませんか?
寒さを防ぎながらおしゃれしたいけど、どういうアイテムをどう着こなしたらいいか分からない人も多いかと思います。
そこで、人と被らず、おしゃれであったかい古着で冬のコーディネート作るときの定番アイテムを集めました。
アウター・トップス・ボトムス編に分けて、 アイテムごとの特徴・おすすめブランド・コーデ例をご紹介しています。
是非、冬の古着コーデの参考にしてみてくださいね!
カバーオールはもともと作業着として使われていたワークジャケットです。
そのため、デニムや帆布といった丈夫な素材が使われていたり、機能的なポケットがついていたりと男らしさのあるルックをしています。
カバーオールをブランドで選ぶのであれば、実際に作業着を作っている本格的なアメリカのワーク系ブランドがおすすめです。
こちらはインナーに白シャツ、チノパンというシンプルなコーディネートにコーデュロイの襟がついたデニム生地のカバーオールを合わせたコーデです。
このカバーオールはしっかりしたポケットに金属製のボタンがごつごつとしており、こだわりのディティールが目立つ一着になっています。
この男らしさ満点のディティールを目立たせて主役にするためにも、インナーコーデはシンプルにまとめています。
カバーオールは写真のようにお尻まで隠れる商品も多いのでインナーは丈が短めのものか、ボトムスにインをすることでスタイルよく見せることができますよ。
フリースは今はUNIQLOなどでも売られていますが、もともとはアウトドア用に開発された素材です。
アウトドアウェア生まれだからこそ、冬山でも耐えられる防寒性と吸湿性、にくわえ手軽に洗濯できる利便性にも長けています。
※すべてのフリースジャケットが洗濯できるわけではないので、各製品のタグをご覧ください。
フリースジャケットのブランドは本格的なアウトドアブランドがおすすめ。
この中でも、特にパタゴニアはフリースを開発した元祖のブランドなので大人気です。
特にパタゴニアフリースの80~90年代モデルは最近では品薄にもなってきているので、古着屋に行った時は要チェックです。
こちらはコロンビアのフリースプルオーバーの上に裏地がフリースのナイロンジャケットを羽織ったコーディネートです。
外から見れば違う素材のインナーとアウターに見えますが、フリースの重ね着なのでとってもあったかく、アウターの外側はナイロン製のため風も通しにくいです。
フリースジャケットは生地の薄いものから分厚いものまでラインナップが様々です。
薄めのフリースジャケットは秋口のアウターとして、冬のインナーとして着まわせる上にセーターよりも扱いが簡単ななため、一枚持っておくことをお勧めします!
動物の革(多くは牛革)を使ったレザージャケットは、アメリカのバイク乗りのための衣類として開発されました。
そのため、秋冬にバイクを乗っても寒さに耐えられるように、風を通さないようになっているのが特徴です。
革自体には保温性はあまりありませんが、裏地に保温性の高い素材が使われたものだと、真冬でも暖かく過ごせるアイテムになります。
こちらは冬でもお尻や太ももを冷やすことなくあったかく過ごせるロング丈のレザージャケットにゆるめのシルエットのパンツをベルトで止めてシャツをインしています。
ロング丈のレザージャケットは、写真のようにゆるめのインナーとボトムスを使ってベルトで締める、メリハリのあるコーディネートが似合います。
というのもロング丈のジャケットのインナーがぶかぶかしすぎてしまうと、せっかくのスマートなジャケットのシルエットが台無しになってしまいます。
反対に、ボトムスをスキニーなどですっきりさせすぎてしまうとかなり女性らしくなってしまいかねません。
だから、写真のコーディネートのようにメリハリをつけるのがおすすめです。
ウールジャケットは名前の通りウール(羊毛)を使ったジャケットのことを指します。
ウールの特徴は暖かくて保湿性が高く、さらにしわになりにくいことです。
形としては、Pコートやショート丈、無地、チェック柄など色々な形と柄があります。
ウールの古着アイテムをゲットするのであれば、ウールに特化したブランドがおすすめ。
ペンドルトンはバージンウール100%の商品だけを製造しているブランド、ウールリッチも名前通り高級な羊毛を使っている歴史あるブランドです。
この二つの品質は間違いなく高いので、ウールジャケットを購入するときにどれを選ぶかで迷ったら、このブランドで選んじゃってくださいね。
大胆なチェック柄とスポーティな印象があるジップブルゾン(80年代のウールリッチ)を主役に持ってきたコーディネートです。
太すぎないシンプルなボトムスを合わせるときれいに着こなしています。
アメリカ古着のウールはジャケットは写真で見て分かるように、ビッグシルエットの作りになっています。
こういうビッグシルエットのジャケットには、インナーにスウェットやニットなど厚みがあってあったかいアイテムを合わせることもできるためまさに冬に欠かせないアイテムです。
コーデュロイはコール天とも呼ばれている、畝(うね)のある素材のことです。
このコーデュロイの素材には、保温性と保湿性があって、肌ざわりもいいので秋冬のシャツ、パンツ、ジャケットに幅広く使われています。
その中でも、コーデュロイジャケットは上品なテーラードジャケットから、男らしいカバーオール型、裏地にボアを使ったボリューミーなジャケットまで様々な種類の形があります。
是非、自分の理想のテイストに合わせて古着屋でお気に入りを見つけてみてくださいね。
こちらはスポーティな形のコーデュロイジャケットを使ったコーディネートです。
キャップにチノパンと他のアイテムもスポーティに揃えていますが、上質な光沢があるダークブラウンのコーデュロイを合わせることで大人の男性らしくまとまっています。
ダークブラウンで襟があるコーデュロイジャケットは、スポーティだけではなく、中に襟付のシャツを着ればスーツっぽくきっちりと着こなすこともできるから、とっても使いまわしやすいのでおすすめです。
ミリタリージャケットは名前の通り、軍服が着用するジャケットのことです。
一言で軍服といっても、実はどんな軍が使っていたかによって以下のような、さまざまな形があります。
どのミリタリージャケットでもいえることは、 戦場で長時間着ていても疲れづらく、しっかり防寒ができて、強い素材でできているという点です。
ベージュのコーデュロイパンツとブラウンのフリースでは、もこもこ感があり暖かさはあるけど、野暮ったくもなってしまいそうな組み合わせ。
そこにブラックで、質感もさらっとしたMA-1を合わせることで引き締めることができています。
この「MA-1」はミリタリージャケットのなかでも男女問わず人気のフライトジャケットです。
フライトジャケットということもあり、摩擦に強くて軽いナイロン生地なので、寒い時期でも軽く着れてます。
さらに、大き目のサイズ感で暖かいインナーを着ても苦しくないので秋口から真冬も着続けることができます。
寒い時期になると、コートやジャケットを着こむからインナーがおろそかになりがちですよね。
そうならず、他の人たちと違いを見せるためにも、古着で一点物を選ぶのがおすすめ。
ここでは、冬に使える古着のトップスを失敗しにくいコーディネートと一緒にご紹介します。
フランネルシャツ(ネルシャツ)は、やわらかく編まれたシャツのことで、素材は様々ですがアメリカ製のフランネルシャツはウールが使われていることが多いです。
色柄はチェックのものが多いですが、無地や迷彩柄があったり、チェック柄の種類も多様で、タータンチェックやギンガムチェックなどがあり、選び買いがあるアイテムです。
みなさんも写真のようなチェックシャツを1枚は持っているのではないでしょうか?
持っている人が多いアイテムだからこそ、購入するときは着こなしまでをしっかり考えて、自分だけのお気に入りの一枚を見つけたいですよね。
1枚持っておけば、秋や春の肌寒い季節のは織物としても活躍しますよ!
フランネルシャツは様々なブランドから出ています。
中でもビッグマックはフランネルシャツの王道とも言え、やわらかくて甘いチェックの色合いが特徴です。
その他にも、ペンドルトンやウールリッチなど、高級ウールにこだわるブランドからも多く出ています。
こちらはモノトーンのフランネルシャツに優しい風合いのあるベージュのコーデュロイパンツをゆるっと着て、ハードなレザージャケットでメリハリをつけたコーディネートです。
フランネルシャツのチェック柄は着こなしによっては、いわゆるオタクファッションのダサい感じになってしまいがちです。
失敗がなくて、着回ししやすいフランネルシャツならモノトーンがおすすめですよ!
セーターを選ぶのであればアメリカ古着では定番の以下のブランドがおすすめです。
上の写真のように無地で小さなロゴが入ったセーターは上品でプレッピーな着こなしができるでしょう。
こちらはインナーの上に幾何学模様のセーターをゆるっと着てスタンダードなチノパンを合わせたコーディネート。
セーターの着こなしを今っぽくするなら、ゆったりとしたシルエットのセーターを着るのがおすすめです。
とはいえ、ビッグサイズは着こなしによってはだらしなくなりすぎてしまうかもしれないので、裾と袖口のリブがある写真のようなセーターだとメリハリもあり、きれいに着こなせます。
言わずもがな、アメリカ古着の定番中の定番のアイテムであるスウェットです。
ものによって裏起毛がある暖かいものや、薄くて重ね意義がしやすいもの等様々ですが、着回しによって秋冬春と長い期間着まわせます。
セーターなどと違って毎日洗濯できるのもうれしいですよね。
色柄やテイストも様々なので、何枚でも欲しくなっちゃうアイテムです。
今再熱中の90年代ストリートスタイルにも欠かせないのがビッグロゴ入りスウェットです。
様々なブランドから出ていますが、定番のスポーツブランドは品質、デザイン共に優れているので一つは持っておきたいですよね。
アディダスのビッグロゴのスウェットに色ムラで味のあるラルフローレンのコーデュロイパンツを合わせた90年代ストリートスタイル。
今はやりの90年代ストリートコーデの基本は上下ビッグシルエットにビッグロゴのトップスです。
このようなコーデを作るときのスウェットは、写真のように裾のリブがしっかりとついて締まっているシルエットのものを選びましょう。
そうすることで、上下でビッグシルエットを合わせても、だらっとしすぎず、まとまって見えますよ!
スウェットとジーンズのカジュアルな定番コーディネートのアウターにロング丈できれいめのトレンチコートを合わせています。
アウターをきれいめにするだけで、全体がきれいな印象でまとまりますよね。
今流行りのビッグシルエットのスウェットにショート丈のアウターを合わせてしまうとアウターの裾からスウェットの裾がのぞいてしまい、後ろ姿がだらしなくなってしまいます。
そうならないようにも、ロング丈のアウターを合わせるコーディネートはおすすめです。
きれいめなロング丈アウターは、写真で使っているようなトレンチコートの他、真冬だとPコートやロングのレザージャケットがあります。
冬はボトムスもあったかく、おしゃれにしたいですよね。
定番のジーンズやチノパンももちろんいいですが、おすすめなのは暖かさと風合いのあるコーデュロイパンツです。
コーデュロイパンツはコール天とも呼ばれている、畝(うね)のある素材を使ったパンツのことです。
このコーデュロイパンツは暖かく、肌触りがいいのが特徴ですが、色のバリエーションも多いのがうれしいところ。
さらに年代によって、畝の太さなどの違いもあり、古着屋へ行った時に選び買いがあるアイテムの一つです。
コーデュロイパンツは様々なブランド、ノーブランドからも出ていますが、アメリカ古着の定番の以下の三つから出ているものが多いです。
明るいベージュのコーデュロイパンツに黒フリースをインして、ゆるっとネイビーのスポーティなジャケットを羽織ったコーディネート。
このコーディネートはトップスは暗めの色ですが、コーデュロイパンツが明るい色のため、重たくなりすぎず、ゆるい中にさわやかな印象が残ります。
冬の服はネイビーやエンジ、ブラックなど、重たい色に偏りがちですよね。
特にボトムスは黒色やネイビーなどが合わせやすいと思い、無難に選んでしまいがち。
そこを敢えて明るい色のコーデュロイパンツを一本持っておくことでメリハリのあるコーディネートが簡単に作れちゃいます。
いかがでしょうか?
冬は寒くて無難なコートに頼りきりになってしまったり、遊び心がないコーディネートになってしまいがちです。
是非、あったかくて個性豊かな古着でしっかり防寒もしながら冬のファッションを楽しんでくださいね!
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